「まず動く」 | 東進ハイスクール 西葛西校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2025年 5月 31日 「まず動く」

 

 

こんにちは!石田です。

 

いつも前置きで近況を書いてますが、

書けるものが本当にないです…

 

 

人に話せるほどの日常を過ごせてないんです。

 

大学行って、

東進行って、

寝て終わりみたいな生活。

 

 

興味無いでしょ^_^

 

 

私も興味無いです。

 

 

なので大学の授業の話でもしようと思います。

 

民法の物権法の授業です。

 

物権法では所有権や相続、住宅の登記について学びます。

 

登記をしないままだとどうなるのか、

住宅の買主と売主の相続人、所有権はどちらが優先されるのか、

などなど…

 

 

こんな事例をいくつも扱います。

 

 

勉強していて思うのが、

住宅を買ったら(譲り受けたら)まず登記をすることがめちゃくちゃ大事ということです。

 

 

 

ある事例を紹介します。

 

【設例1】 Aは、Bとの間で、甲土地を代金1000万円でBに売却する旨の契約を結び、Bは代金1000万円をAに支払ったが、AからBへの甲土地の所有権移転登記はされていなかった。その後、Aは、Cとの間で、甲土地を代金1200万円でCに売却する旨の契約を結び、Cは代金1200万円をAに支払った。その後、AからCへの所有権移転登記がされた場合に、BC間の法律関係はどうなるか。

 

 

 

図にするとこんな感じ。

 

ちょっと考えてみてください。

 

 

 

 

一言で言うと、

「Bは甲土地の所有権を取得出来ないことが確定する」が解答です。

 

 

BではなくCが甲土地を買えることになるんですね。

 

 

おかしいと思いません?

最初にAと契約を結んだのはBなのに、

後から契約したCに負けるなんて。

 

 

 

実はこれ、

所有権移転登記をした方が優先されるという民法の落とし穴なんです。

 

 

 

では解説しますね。

 

 

民法で特に重視されるのが、

「第三者」の存在。

 

 

第三者とは、

ある特定の事実を知らない人のことを指します。

 

 

ここではAB間の契約を知らなかったCのことです。

 

 

よくCのことを

「善意無過失の第三者」などと言います。

 

 

民法ではこの第三者を保護する風潮がとても強く、

割と無双しています。

 

 

第三者に勝つためには、

対抗要件が必要です。

 

 

例えば今回のような物権変動では、

所有権移転登記を持っていることがBのCにできる唯一の対抗方法です。

 

 

しかしどうでしょう。

 

 

Bは登記をするのを忘れています。

 

 

後から契約したCはそそくさと登記をしています。

 

 

そんな場合、

どれだけ契約の時期が早かろうが、

登記をしていなければ対抗要件を備えていないとして、

第三者Cに物権変動の存在を対抗することができないのです。

 

 

 

結果第三者であるCは甲土地を得ることが確定します。

 

 

 

 

ね、

こんな事例を聞くと家を買うときにどれだけ早く登記をすることが大事か分かるでしょう。

 

 

 

 

法学部ではこんな事例問題や過去の判例をたくさん扱います。

 

正直A3両面の解答用紙に論理だてて解答するの

めちゃくちゃきついです。

 

 

判決文などを法律的に論理だてて書くことを、よく法的三段論法とか言います。

規範定立・あてはめ・結論、ですね。

 

 

 

7月の期末試験では物件法の他に

刑事訴訟法、刑法、国際法、債権総論、行政法があります。

 

 

だれか助けてください。

 

 

 

 

 

 

と、まあ

 

 

前置き長すぎます。

 

今日の本題は「無敵のモチベ上げ方法」です!

 

 

 

色んな事が思い浮かびましたが、

 

結局モチベを上げる一番の方法は、

「まず動いてみること」です。

 

 

 

 

石田にも毎日モチベが上がらない時間があります。

 

 

 

それはお風呂前。

 

 

ほんっっっっとお風呂ってめんどくさいですよね。

 

 

いつも入るのやめようか血迷いますが、

風呂キャン界隈という単語が頭に浮かび

正気に戻ります。

 

 

 

 

そんな毎日を過ごしていて気づいたのは、

「まず動く」こと。

 

 

 

だるいと思っても、

 

パジャマ用意してみるんです。

 

「いや今日は別に入んなくてもいいよね~」

という気持ちで洗面所行くんです。

 

まさかね?まさか入るわけがない

 

とフェイントをかけます。

 

 

そしたらもう風呂入るしかなくなります。

 

 

 

 

それと勉強は同じです。

 

 

まず机に向かってみるんです。

 

東進に来るが第一ステップでもいいですよ。

 

で、

まあなんとなくテキストを開いてみるわけです。

 

 

そしたらもう勉強するしか選択肢が残っていません。

 

 

しかも案外、

最初の5分耐えれば、いつの間にか集中している自分がいます。

 

 

 

誰だってシャンプー流すのだるくて泡のまま出てきませんよね。

 

 

それと同じです。

 

 

いいですか、

なりたい自分をイメージする

志望校への想いを書き出してみる

 

いろいろ方法はあると思います。

 

 

でも、一番最強なのは「まず動く」ことです。

 

 

今日も勉強もお風呂もみんなで頑張っていきましょう!

 

 

 

明日は増田担任助手による

「今年やりたいこと」です。

お楽しみに~!

 

 

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