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2025年 8月 12日 計画のない目標は、ただの願い事にすぎない
こんにちは、金原です
(近況報告)
今回のお題は「計画の立て方」ということで
計画について話そうと思いもの
では、みなさんは計画しっかり立てていますか?
立てている人は素晴らしいです!
それを継続していきましょう
まだあまり計画立てたことない人
計画が大事とは言われているけど
その理由がわからない人
今回でその悩み解決して、計画立てちゃいましょう!
では、見ていきましょう!
以下の三本立てで話していきます
①計画ってなんのために立てるの?
②復習を重視した最強の計画法
③実際の計画表はこんな感じ
それでは、一つ目
①計画ってなんのために立てるの?
A:第一志望合格を現実にするため
いきなり結論を言いましたが
ほんとにこの通りだと思います
第一志望に合格するために計画は必須アイテムです
ではここで計画を定義しておきましょうか
計画:⇔第一志望合格を現実にするための設計図
では、今から具体的に説明していきます
まず、計画を立てることによって
「今、自分が何をすべきか」が明確になります
やるべきことを可視化するだけで
とても変わります
受験勉強は長期戦です
毎日がなんとなくの勉強では
気がついたときには時間が足りなくなってしまう
その“時間のムダ”を防ぐのが計画の役割です
たとえば、苦手な科目を放置してしまったり
得意な科目ばかりに偏ってしまったり
そういった“感情に流される勉強”ではなく
“戦略に基づく勉強”に変えることができます
また、計画があることでモチベーションの維持にもつながります
今日はどこまで進めばいいか
来週までに何を終わらせるかが分かっていれば
迷わず前に進める
そして、少しずつ「できた」という達成感が積み重なる
これは、受験期の不安や焦りを和らげてくれる大きな力になります
つまり、計画とは、自分をゴールへと導く“地図”であり、“羅針盤”です
これを持たずに進むのは、目的地も知らずに船を出すのと同じです
だからこそ、第一志望合格を目指すなら
計画は欠かせないです
ちなみに、このブログのタイトルにあるのは
星の王子様で知られるフランスの作家
サン=テグジュペリの言葉です
—計画のない目標は、ただの願い事にすぎない—
(再掲)
目標を達成するためには具体的な計画が必要であり
計画がなければ行動に移すことができず
結果として目標を達成することは難しいという意味です
サン=テグジュペリは実際に、命がけで空を飛ぶパイロットでした
郵便飛行士として過酷な環境の中を飛び
後には第二次世界大戦の偵察任務にも加わります
彼にとって、「夢」や「理想」を持つだけでは不十分で
それを実現させるための準備・計画・行動こそが、すべてでした
この姿勢は、大学受験にもまったく同じことが言えます
「第一志望に合格したい」「難関大学に入りたい」と口にするのは簡単です
でも、その夢を本当に叶えたいのなら
そこには現実的な計画と日々の積み重ねが必要不可欠です
夢を見て終わる受験生と、夢を現実に変える受験生
その違いは何か――
それは、計画を立てて行動しているかどうかに尽きるのではないでしょうか
たとえば、「英語の偏差値を10上げたい」と思ったとします
でも、そのために「毎朝30分単語を覚える」「週に1回は過去問に挑戦する」
といった具体的な学習計画を立てなければ
その目標はいつまでも“ただの願い事”のままです
サン=テグジュペリは、生涯を通じて
「人は行動によってのみ、自分の価値を証明できる」と考えていました
彼の著作『人間の土地』では
人が目標を持ち、責任を引き受け、それに向かって努力する姿勢
が尊いと語られています
この名言――「計画のない目標は、ただの願い事にすぎない」――も
そうした思想から生まれた言葉です
受験勉強もまた、計画なき努力では成果につながりません
「どこを目指すか」「いつまでに何を仕上げるか」「今日何をするか」
そうしたことを明確にしてこそ
夢は“現実の目標”に変わっていきます
だからこそ、今この瞬間からでも遅くはありません
みなさんの中にある「合格したい」という思いを、まず具体的な目標にしてみましょう
そして、それを達成するために「今日やるべきこと」
をひとつだけでいいから決めてみてください
そこから、未来は確実に変わり始めます
②復習を重視した最強の計画法
では、次に②ということで
僕が、受験期はもちろん、高校3年間でやっていた
計画の立て方について話していこうと思います
計画をどういうふうに立てればよいかわからない人は
ぜひ参考にしてみてください
僕が実践していた計画を一言でいうと
——復習特化型です——
復習の計画をメインで立てるというものです
一度間違えた問題ってしっかり復習できていますか?
一度間違えた問題を解けるようにするには
意外と時間がかかります
(もちろん個人差あります)
間違えたものを解けるようすることにより
確実に自分の学力を伸ばすことができます
そこで、もちろん効率よく復習したいわけです
僕はエビングハウスの忘却曲線を計画に取り取り入れていました
では、エビングハウスの忘却曲線とは?
エビングハウスの忘却曲線とは
ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスが発見した
学習した内容を時間が経つにつれて
どの程度忘れてしまうのかを表す曲線です
この曲線は、学習直後から急速に記憶が低下
その後は徐々に低下していく様子を示しています
(翌日にはなんと74%も忘れてしまうそうです)
この曲線を利用して、間違えたものは
翌日→1週間後→1カ月後に復習していました
(暗記科目は3日後にも復習していました)
この方法で取り組んでからは成績が結構伸びました
勉強はたくさんしているのに成績が伸びない人は
復習が効率よくできていない可能性があります
実際に当時伸び悩んでいた、弟(金原昊希担任助手)に
この方法をやらせてみると成績が伸びたんですね
勉強時間は同じなのに、成績の伸びが違う原因は
復習の効率の違いだったんです
勉強時間は確保しているのに成績が伸びない人は
ぜひ参考にしてみてくさだい
③実際の計画表はこんな感じ
では、②を踏まえて
実際に使っていた計画表を見ていきます
計画を立てるコツも教えていきたいと思います
僕が意識していたことは…
間違えた問題はその瞬間に計画表に復習の日を書くことです
間違えた瞬間に、翌日、3日後、1週間後、1カ月後の日に
その問題を復習することを書いちゃいましょう
これの何が良いかというと…
計画が徐々に出来上がることです
前日には明日の予定がいつの間にか出来上がっているんです