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2025年 8月 5日 いいライバルとは
こんにちは!石田です。
去年の反省を生かして
東進と家の行き来で夏休みが終わらないよう
絶賛夏の計画を友達と組んでいます。
でも全然校舎にいます。
在校時間でいうと
受験生と頃とそこまで変わらないような気がして怖いです。
担任助手の同期や先輩後輩とも遊ぶのですが、
そもそも校舎に一緒にいると話しますし
わざわざ遊びに行かなくても東進で会うしな、
という気持ちになって気が進みません。
というのは全くの嘘で
全然校舎外でも会いたい人ばかりです。
旅行も行きます。
ということで今日のテーマは
「受験期の本当の友達とは」です。
夏休み!
それは受験生にとってもなんだか心浮き立つ響きですよね。
校舎に長時間いる分、
夏休み限定TMも盛り上がり、自然と友達が増えていく時期でもあります。
私は受験生に友達は居ていいと思う派です。
なぜなら受験は情報戦でもあるから。
毎週のTMでのランキングでは
分からないような進捗や友達の勉強法を知れたりします。
実際私にも夏に同じ早稲田志望の友達ができ、
話したりしていました。
共通点も多く、
同じ世界史選択かつ夏期合宿にも行ったのでいいライバル関係でした。
受験生における友達ってどんなでしょう。
一緒に外にご飯を食べに行ったっきり数時間戻ってこない関係?
話し始めたら30分ほどたってしまう関係?
まだ大丈夫とお互いに慰め合う関係?
参考書は開いてるものの、おしゃべりが止まらない関係?
全部違いますよね。
私が受験生の頃、
ある2人組がスナックブースで楽しそうに喋っていました。
私が受講を1コマ終えて外に出たとき
2人はまだお菓子を食べながら喋ってて
何してんだろこの人たちは、
と驚いたというより呆れた思い出があります。
例えそこで受験に関係する話をしていたとしても、
それは本当に友達と言えるのでしょうか。
校舎で頻繁に見かける2人組だからこそ
努力しているように見えても、
そうした時間が積み重なれば、
その見かけの努力すら意味を失います。
自習室でずっと寝てる人もいれば、
過去問も受講も一日に複数こなす人もいる。
校舎は13時間あいていますが、
同じ13時間でも本当に人によって重さは違うなと感じます。
寝てばかりの人、
スマホをいじっている人、
離席が多い人、
おしゃべりしている人
受験の神様ってこういうところを見ているんでしょうか。
こういう人から脱落していきます。
そして受験が終わったとき、彼らに残るのは
他人から見れば根拠のない達成感と、実らなかった結果だけ。
当たり前ですよね。
それは努力ではなく、単なる自己満です。
再度自語りになります。
共テ直前の共テ決起会というHRの日でした。
多くの担任助手から激励の言葉をもらった嬉しさと、
ここまで来たんだという緊張で
涙がでそうになりながらHRの後帰ろうとした際
あまり努力している姿を見なかった
同じTMの子が話しかけてきて
「最後まで頑張ろうね!」
一瞬何言ってるのか分からなくて固まりました。
てっきり受験に本気じゃないと思っていたので
私以上に泣きじゃくりながら激励の言葉をかけてきたその子を見て
さすがに私の涙も枯れました。
違う子が言ってきたのなら、
きっと胸にくるものがあって
一緒に健闘を祈って抱き合ったでしょうか
冒頭に前述した私のライバルだったという子。
本当にかっこいい子でした。
朝から黙々と勉強し、
閉館まで無駄に離席することなく机に向かって勉強していました。
同じ志望校だからこそ
その背中を見て焦りを覚えたし、
夏休みスタートHRでも言いましたが、
私が一番勉強に集中できたのがその子がご飯を食べている30分間でした。
見るたびに机に向かっていたので
毎秒毎秒差をつけられていくと焦るばかり。
唯一勉強していないことが分かる30分だけは
私の方が追いついてやるという闘志で燃えていました。
受験後にきいたところ、
その30分すらも資料集を弁当箱の下に敷いて眺めていたらしいので
もう完敗ですね。
その子を見かけるたびに自分を奮い立たせてくれる
それが本当の受験期における友達ではないでしょうか?
見かけるたびに時間を溶かして喋ってしまう。
それは受験ごっこですね。
この機に一度、
校舎での13時間の使い方を見直してみてはどうでしょうか?
集中して勉強できている時間が数時間にも満たないなら
もはや朝から晩まで校舎にいる意味もなさそうです。
今ならまだ間に合います。
夏休みもまだ折り返し前。
努力と言える努力を積み重ねましょう!
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